レクサスIS Fはなぜ根強い人気なのか。
レクサスIS Fの人気は衰えを知らない!
レクサスIS Fは既に販売を終了したスーパーセダンです。
4.968ℓ V型8気筒、最高出力423ps、最大トルク51.5kgf・mを発生。
ベースのISとは異なりエンジンが大きいため、ボンネットが盛り上がっていたり、左右で4本出しのマフラーなど、多数の専用設計がされていました。
2007年発売当時の新車価格は766 万円。同年に発売した日産GT-Rのベースグレードが777万円。セダンとクーペの違いはあるものの、価格帯も発売時期も近いこともあり、当時は両車が比較されることが多かったように記憶しています (GT-Rは2020年現在ではベースグレードでも1,000万円オーバーなので、高価なクルマになってしまいましたが…)。
レクサスのIS F以外に「F」を冠するモデルといえば、RC FとGS Fがありますが、三車種ともエンジンは同じV型8気筒5.0ℓの「2UR-GSE」型で、RC FとGS FはIS Fより、最高出力/最大トルクが54PS/2.5kgf・mとそれぞれ向上しています。
車名 販売開始 販売価格 エンジン 出力/トルク
IS F 2007年12月 766万円 2UR-GSE 423PS/51.5kgf・m
RC F 2014年10月 953万円 2UR-GSE 477PS/54.0kgf・m
GS F 2015年11月 1,100万円 2UR-GSE 477PS/54.0kgf・m
こちらはディーラーで試乗したGS F。サーキット走行を想定して、スポット増しでボディ剛性強化をされています。
ここで本題のIS Fが販売を終了して5年以上経過してるにも関わらず、なぜ根強い人気があるのか。
私もベースモデルのISを長期間所有していたくらいなので、飽きが来ない魅力的なスタイリングと、それ以上に個人的に思うIS Fの魅力は、エンジンスペックや装備を考えると、非常にお手頃価格ではないでしょうか。先述に表記した「F」モデルの販売価格を比べると、販売開始時期は違えど、同じエンジンを積んだRC FとGS Fの価格の約7~8割で購入できるのは、非常にお買い得だと思います。
ちなみに販売終了しているIS Fをレクサスディーラーで購入する場合は、「認定中古車CPO」しかありませんが、こまめにチェックしていてもなかなか在庫車が無い状態で、タマ数が多くないのかCPOでは手に入れづらいのが現状です。
販売開始から12年が経過したIS Fですが、ハイパフォーマンスとエンジンサウンドは現在のクルマと引けを取らないと思います。お探しの方は、こまめにCPOのサイトをチェックすることをお勧めします。
「出典:https://global.toyota/jp/detail/1728836?_ga=2.137616307.2091540372.1595600795-562762297.1583478529」