トヨタ・クラウン 試乗
トヨタ・クラウンを試乗してきました。
クラウンはあまり詳しくないのですが、たまたま機会があったので、今回試乗してきました。詳しくないとはいえ、「ロイヤル」「アスリート」「マジェスタ」といったグレード名称が廃止されたのは、なんとなく知っていました。
久々にトヨタのディーラーにお邪魔しました。
これが試乗したクラウンです。
車 種:トヨタ・クラウン
グ レ ー ド:S“Elegance Style”(特別仕様車)
エ ン ジ ン:直列4気筒 2.487ℓ + ハイブリッド
年 式:2019年式
ボディカラー :シルバーメタリック
担当セールスからお聞きしましたが、これまでのクラウンより若いユーザーをターゲットにしているとのことです。フロントマスクのエッジの効いたグリルは、スポーティーで若々しいイメージです。
「クラウン」の特徴だったエンブレム付きの太いCピラーは廃止されました。なんだかスッキリした感じがします(エンブレムはオプションでは装着できるようです)。
18インチのアルミホイールは複雑なデザインですが、スポーティーかつエレガントな印象です。
インテリアですが、メーター周りが目に入ってくる情報量が多く、見づらく感じてしまいました。ただ、さすがクラウンです。室内は特別仕様車ということもあり、スエード調の素材を各所に採用しており、上質感があります。
エンジンは私のレクサスISと同じトヨタ製2.5ℓハイブリットで、直線で少しアクセルを踏ませてもらいましたが、ISとは違ったトルクフルな加速が素晴らしかったです。
また、この15代目は「クラウン」として初めて、ドイツのニュルブルクリンク北コースにおけるテスト走行を経て開発されたとのことです。スポーツカーではないのに、気合いの入れようがすごいですね。
担当セールスの話だと、今回のクラウンは上記の通り若いユーザーをターゲットにした車種にもかかわらず、価格帯はこれまでと変わらないため、販売自体は苦戦しているとのことでした。人気が下がっているセダン市場を盛り上げてほしい車種ではあるので、今後の売れ行きに期待したいです。